おはようございます。
介護支援コンサルタントの秦です。
ありがたいことに先月、
当社の行っている活動が
新聞に掲載されました。
認知症の予防で千羽鶴を折って
色々な所に届けているご利用者様の記事です。
誰かの役に立ち、人を喜ばせることが
やりがい、生きがいにつながり、それが介護予防なる。
このような活動を継続して続けて行きたいと思います。
また、この記事を見て、
当社の他のご利用者様も
私も折りたいと千羽鶴の輪が広がっており、
次はどこにお届けしようかな~?と
ご利用者様と一緒に考えています!
では、本題です。
みなさん、介護する側の準備はできていますか?
総務省によると、国内の高齢者人口は
2018年時点で3,557万人にのぼり、
総人口の1億2,642万人から見ると
「4人に1人が高齢者の時代」を迎えました。
近ごろは「人生100年時代」と呼ばれ、
仕事や趣味に活躍する高齢者の方も目立ちますが、
寿命が延びれば身体機能や脳機能は衰え、
介護が必要な日もくるかもしれません。
親が元気・もちろん自分も元気だと
「介護はまだまだ先の話」と考えてしまいがちですが、
ある日突然、寝たきりになってしまうことも考えられます。
では、果たして、もしもの時のために
介護の準備ができているのでしょうか?
「介護保険」や「要介護認定」といった言葉は
見たり聞いたりすることが増えましたが、
「介護ってどんなもの?」と
質問されたら説明するのは難しいのではないでしょうか。
介護保険制度は、
様々な介護支援サービスもありますが、
申請方法や利用条件などが細かく定められ、
一見では理解できないことも多いです。
では身近な人が介護を必要としたときに、
私たちはどう対応すれば良いのでしょう?
介護が必要になったとき、最初に悩むのが
「まず、どうしたらいいのか?」
「この先どうなるのか?」という2つの不安です。
これまでは触れる機会の少なかった
「介護」が生活の中心となるのに
基礎知識がなく、右も左も分からない。
要介護者本人さんも、介護する側どちらも戸惑ってしまいがちです。
代表的な介護方法には、
自宅を拠点とする「在宅介護」と、
介護施設を拠点とする「施設介護」があります。
どちらも一長一短で、
在宅介護は住み慣れた場所で見守れますが、介護する側の負担は増えます。
施設介護は専門性の高いサービスを受けられる反面、コストが高くなってしまいます。
要介護者の容態や経済的状況にもよりますが、
多くの家庭では在宅介護をしながら「ヘルパー」などの介護サービスを利用することが多いです。
では介護サービスを受けるにはどうすればいいのか?
これは以前もお伝えしましたが
要介護認定を受ける必要があります。
要介護認定は
かかりつけの病院、市役所、地域包括支援センター、
ケアマネジャーに相談すると詳しく教えてくれます。
よって、介護が必要かなと思ったら上記の所に行くか
知り合いで介護の仕事をされている方がいれば
その方に聞くのもいいでしょう。
しかし、これはなった後の話であり
本当は介護が必要になる前に
ご家族で話し合いうのが大切です。
家族でどのような話をすればいいのかは
また次の機会にお伝えしたいと思います。
今回は介護の基本をお伝えしました。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
介護支援コンサルタント
秦邦仁
最近のコメント